花ら 49薄黄色の絶滅危惧種 信濃秋桐
シナノアキギリ(信濃秋桐、学名:Salvia Koyamae)は、日本固有種で、シソ科アキギリ属の多年草です。
8月~10月に、穂状花序(輪生に見えるが偽輪生)を伸ばし薄黄色で、上唇3裂、下唇2裂の唇形の花を付けます。花には蜜があり、ハナバチやハナアブ、ツリアブが訪花する虫媒花です。「信濃秋桐」という和名は、信濃で見つかった秋桐という意味です。長野県と群馬県に自生し、長野県の松原湖で発見された絶滅危惧種です。草丈は90cm程で茎は直立します。葉や葉柄、花序など草全体に繊毛が密生します。長い葉柄の先にある葉は心形で先端が鋭尖っており葉縁に鋸歯があり枝に対生に付きます。
花言葉は「華やかな青春」。
キバナアキギリと似ています。違いはこちらをご覧ください。
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