花名に魚名「金魚草」と金魚
花名に魚(淡水魚)が付く
キンギョソウ(金魚草、学名:Antirrhium majus)とは、南欧~北アフリカの地中海沿岸原産で、オオバコ科キンギョソウ属の一年草又は多年草です。別名で、スナップドラゴン(Snapdragon)や、コモン ・スナップドラゴン(Common snapdragon)、”gueule-de-loup(オオカミの口)”、アンテリナム(Antirrhium)と呼ばれます。
草丈には、15~30cm(矮小種)、 50~60 cm(中性品種)、 90~150 cm(高性品種)があります。葉は披針形で、対生に付きます。
春~初夏に、花茎先端から花序を伸ばしキンギョ(金魚、学名: Carassius auratus)に似た小花を多数つけますが、秋蒔きや、春蒔き、温室用促成品種があり長期間出回っています。
普通に植えられている草花で、花色には赤や紫、黄、白、橙、桃色、複色など、青以外の色があります。
草丈が、低~中性のものは花壇用に、高性のものは切り花に使われます。
花名の由来
和名の「金魚草」という花名は、花が金魚に似ているからとされますが、個人的にはどう見ても金魚には見えません。調べてみると、金魚草が日本に渡来したときの中国名が「金魚草」だったということで、そのまま踏襲して日本名になったと思われます。
花言葉と詳しい説明は本文をご参照ください。
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