花名に「哺乳類」-花のネコノヒゲと、動物の猫のひげ
花名に「哺乳類」ーネコノヒゲ
ネコノヒゲ(猫の髭、学名:Orthosiphon aristatus)とは、インド~マレー半島などの東南アジア原産で、シソ科ネコノヒゲ属の常緑多年草です。別名で、クミスクチン(Kumis Kuching、マレー語)、Cat’s whiskers(キャッツウィスカー又はキャットウィスカー)、と呼ばれます。原産地では丘陵の岩場に自生します。草丈は40~70 cmで、横幅は30~60 cm、茎は直立し、4稜が有ります。葉は緑色で、長さ7cmの卵形~楕円形で、鋸歯が有り、対生に付きます。6月~10月に、花茎先端から長さ15~20 cmの総状花序を伸ばし、白い唇形の花弁と長い雄蕊と雌蕊のある花を付けます。蕊は花冠から長く突き出します。花後に長卵形で茶色い堅果が成ります。用途は、庭植や鉢植えですが、乾燥させた葉茎に利尿作用や血圧降下作用があるので、お茶や民間薬とされます。
花名に「哺乳類」ーネコノヒゲと猫のひげ
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