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福神漬けに必須のナタマメ

ナタマメ(鉈豆、学名:Canavalia gladiata)とは、熱帯アジア原産で、マメ科ナタマメ属の蔓性一年草です。
鞘が長い刀状をしているので、別名で刀豆(トウズ)とも呼ばれ、英名でも同様に、sword bean、と呼ばれます。
日本へは江戸時代に到来しました。

ナタマメナタマメ
左:カレーに添えられる福神漬けにはナタマメが入っています。右:手前の剣形をしているのがナタマメ

蔓長は3~5 mになります。
葉は大きな3出複葉で、小葉は長さ10~15 cmの卵形で互生に付きます。
7月~9月に、葉腋から下向きに総状花序を伸ばし、花径3 cm程の、白またはピンクの蝶形の花を真上を向いて咲きます
11月に鞘長30~50 cmの豆果が成り中に淡い小豆色の豆が出来ます。
ナタマメには種類があり、ソード・ビーン(Sword Bean)と呼ばれる、アカナタマメ (Canavalia gladiata)と、シロナタマメ (Canavalia gladiata f. alba)は食用となり、漢方薬やお茶、若い子実は福神漬けの材料として使われます。
その他の品種は毒性が強いです。

■関連ページ
ナタマメ(鉈豆、学名:Canavalia gladiata)
福神漬けに必須のナタマメ かぎけん花図鑑 花日記2024年11月17日(日)

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