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かぎけん花図鑑

パエリャにはサフラン

サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus ) とは、ギリシャ原産で、アヤメ科の球根植物です。原種はギリシャ産ですが、現在栽培されているものは園芸品種です。
草丈は低く松葉のような葉が10本程生えています。秋に、葉中央から短い茎を伸ばし、クロッカス(Crocus)と似た、比較的大きな紫色の花を咲かせます。
雌蕊の花柱は鮮紅色で先端が3裂し、乾燥させたものは、サフランという 高価な香辛料や薬として珍重されます。
乾燥させたサフランは水に浸すと特有の香りのある黄色い着色料となり、スペイン料理「パエリャ(paella=Spanish rice dish)」や、モロッコ料理「クスクス(couscous)」に使われます。


サフラン(Saffron、学名:Crocus sativus )
サフランの雌蕊を乾燥させたもの。

パエリャパエリャ
サフラン(Saffron)の代表的料理「パエリャ(paella=Spanish rice dish)」。サフランはご飯を黄色く染めると共に香りづけに役立ちます。

似た花

サフランは、イヌサフラン(犬Saffron)=コルチカム(Colchicum)と似ています。イヌサフランは有毒植物です。

サフラン(Saffron) イヌサフラン(犬Saffron)
左:サフラン(Saffron)、    右:イヌサフラン(犬Saffron、猛毒植物)

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サフラン(Saffron)
特集 11月の紫色の花
パエリャにはサフラン かぎけん花図鑑 花日記2024年11月19日(火) 

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