1. HOME
  2. ブログ
  3. かぎけん図鑑
  4. かぎけん鳥図鑑
  5. 鳥図鑑 ヒバリ(雲雀)

ブログ

かぎけん鳥図鑑

鳥図鑑 ヒバリ(雲雀)

かぎけん鳥図鑑を更新しました。 ヒバリ(雲雀) 

ヒバリ(雲雀)とは


ヒバリ(雲雀、学名:Alauda arvensis)とは、生息地:シベリア、ユーラシア大陸、アフリカ大陸北部、イギリス、日本に分布する、ヒバリ科ヒバリ属の留鳥です。
英名では、skylark(スカイラーク)や、Alauda arvensisと呼ばれます。
別名では、春早々に出現するので「春を告げる鳥」と呼ばれます。似た名前に「春告げ鳥」がありますがそれば別鳥で鴬(ウグイス)を意味します。

麦畑のような野原の開けた場所に生息します。

雌雄とも全長17cm程で、同色です。
翼開長は32cm程です。頭にトサカのような冠羽があり、雄は頻繁に立てますが、雌はあまり立てません。耳羽は赤褐色をしています。
肢色はピンクで、爪は鋼色をしており、前肢は3本、後は1本あります。肢の爪は、後肢は前肢の4倍程長いです。
嘴色は黄褐色で先端は黒い。腹部は黄褐色で羽衣上部に黒い斑点があります。

食性は、昆虫や、クモ、種子、若葉などの雑食性で、採食行動は地表で行います。
繁殖期には、雄は囀りながら50~100m上空をホバリングして、雌に求婚したり、縄張り宣言をします。これを「揚げ雲雀」と呼びます。
繁殖期は春で、繁殖は卵生で、雌が地上に巣をつくります。一度に雌が生む卵数は3-5個です。
卵の殻色は灰白色地に、暗褐色斑があります。孵化まで約11日です。
地上に卵を産むので、イタチや、ネコ、ヘビの他、カラスなどに卵が狙われます。
また、巣立ちが早いので飛べない内に巣から出て、ヒナが天敵に襲われることもあります。

名前の由来

属名の「Alauda」は、ラテン語の「alauda(ヒバリ)」に由来します。
種小名の「arvensi」は、ラテン語の「野の」と言う意味です。

似た鳥

ツグミ(鶫)と似ています。

■関連ページ

ヒバリ(雲雀) 
鳥図鑑 

関連記事