節足動物図鑑にオケラを追加しました
昆虫図鑑にオケラを追加しました。
オケラ(ケラ、螻蛄)
オケラ(ケラ、螻蛄、学名:Gryllotalpa orientalis)とは、アジアおよびオーストラリア原産で、ケラ科グリロタルパ属の雑食性の昆虫です。
英名で、mole cricket、グリロタルパ オリエンタリス、オリエンタルモグラコオロギと呼ばれます。
北海道~沖縄の土中で生活しており、行動は夜行性です。
体長は3-3.5cmで最大5cm、4月~10月に出現し、冬は成虫のまま冬眠します。
土中の植物の根や播種、ミミズ、昆虫などを捕食する雑食性です。
天敵には、ムクドリなどの鳥類や、モグラ、カエル、トカゲ、タヌキ、がいます。
昆虫のオケラ(ケラ、螻蛄)、イラスト by 有紀@Kagiken
オケラは、頭が大きくザリガニのよう、下半身はコオロギのよう、手はモグラのようで、8頭身美人とは縁のないレトロで垢抜けない分、可愛らしさを感じます。
雄は羽根を鳴らして大きな音を出し、メスを呼びます。。
オケラは、泳ぐ、走る、飛ぶの水陸両用です。
おけらの七つ芸→器用貧乏
器用貧乏と同義の意味で
「おけらの七つ芸」とは、「泳ぐ」、「走る」、「跳ねる」、「飛ぶ」、「鳴く」、「穴を掘る」+1つ
の6つが一般的で,7つ目には「戦う」,「子育てする」,「よじ登る」,「食用になる」,「薬になる」等があります。
オケラ→金欠
オケラは構造上、手を前に出しています。その姿が万歳→「お手上げ状態」→「お金がない」ことを意味しています。
草のオケラ
草にもオケラがある。
草のオオケラ(朮、学名:AAtractylodes japonica)、イラスト by 有紀@Kagiken
一般名:ケラ(螻蛄)
通称:オケラ、
学名:Gryllotalpa orientalis
英名:mole cricket、グリロタルパ オリエンタリス、オリエンタルモグラコオロギ
分類名:動物界節足動物門昆虫網バッタ目(キリギリス亜目コオロギ上科)ケラ科グリロタルパ属
原産地:アジアおよびオーストラリア、
生息分布:北海道から沖縄、生活環境:土中、
体長:3-3.5cm(max.5cm)、
食性:土中にある植物の根や播種、ミミズ(蚯蚓、学名: Eisenia foetida)、昆虫などの雑食性
天敵:ムクドリ(椋鳥、学名:Sturnus cineraceus)などの鳥類や、カエル(東蟇蛙、学名:Bufo japonicus formosus)、トカゲ(日本蜥蜴、学名:Plestiodon japonicus)、タヌキ(狸、学名:Nyctereutes procyonoides viverrius)、モグラ(土竜、学名:Mogera)、
出現期:4月~10月、行動時間:夜行性、鳴き声:ジー、
寿命:2年、
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オケラ(ケラ、螻蛄、学名:Gryllotalpa orientalis)
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