4月11日の誕生花、ハナシノブ(花忍)

4月11日の誕生花
ハナシノブ(花忍、学名:Polemonium kiushianum)とは、日本固有種でハナシノブ科ハナシノブ属の多年草です。
九州の山地草原に自生します。
草丈は70~100 cmです。
茎は直立し、葉は奇数羽状複葉で互生し、披針形の小葉を10-12対ずつ付けます。
6月~8月に、茎先から円錐花序、または集散花序を伸ばし、花径1~1.5 cmの高坏形/漏斗形の合弁花冠で5深裂した薄い青紫色の花を付けます。
雄蕊は5個、雌蕊は1個で柱頭は3裂します。
花粉媒介昆虫は、マルハナバチや、ハナバチ、ハナアブなどです。
花後に球形の蒴果が成ります。
花名の由来
和名の「ハナシノブ」とは、奇数羽状複葉の根生葉が、シダ類のシノブに似ていることに拠ります。
種小名の「kiushianum」は、「九州の」という意味です。
国内希少野生植物
ハナシノブは平成7年2月に国内希少野生植物(絶滅危惧ⅠA類)に追加指定されました。
希少野生植物として指定されている花には以下の3種があります。
ハナシノブ科のハナシノブ(花忍、学名:Polemonium kiushianum)、
ラン科のレブンアツモリソウ(礼文敦盛草)
キンポウゲ科のキタダケソウ
ハナシノブの花言葉
「お待ちしています」
ハナシノブに似た花
同じキク科で、別属(ヒヨドリバナ属)の以下の花に似ています。
ヒヨドリバナ(鵯花、学名:Eupatorium makinoi)、
フジバカマ(藤袴、学名:Eupatorium japonicum)
■関連ページ
ハナシノブ(花忍、学名:Polemonium kiushianum)
4月の誕生花
4月11日の誕生花、ハナシノブ(花忍)かぎけん花図鑑 花日記2025年4月11日(金)
#4月11日の誕生花 #誕生花 #ハナシノブ #花忍 #かぎけん花図鑑 #STI #株式会社科学技術研究所