大赤班に大接近(2017年7月14日 藤田明希)
1昨日のこのブログで木星探査プロジェクトJunoのことを取り上げました。その中で地球をすっぽり覆ってしまう規模の大嵐「大赤班」を紹介しました。Junoに搭載されたカメラJunoCamで撮影されたデータが受信されNASAで公開されています。
更に面白いのはNASAはこのデータを一般に公開し、そのデータを画像処理してアップロードするサイトを立ち上げています。すでにこのサイトには多くの処理済みの画像がアップされていて、非常に面白いサイトになっています。
大赤班と呼ばれていますが、画像処理の仕方によっては赤みを強く出したり、逆に全体的に白めに加工して珍しい大理石の模様のように仕上げることもできます。また大赤班のごく一部の画像を切り取って何かの形状に見立てたりなど様々な作品があります。
この作品群に関しては人気投票もされています。いろいろな画像を見ていると日本人らしい作者も投稿していて、また人気が高く評価を得ているようです。
ニュース元 NASA
Close-up of Jupiter’s Great Red Spot
JunoCamの元データを使った処理画像集(JunoCamサイトの一部)