リチウムナノロッドのSERS解析事例追加
弊社が開発した電磁波解析ソフトKeyFDTDを用いた解析事例にリチウムナノロッドのSERSシミュレーションを追加しました。
ナノロッドのSERS(Surface-enhanced Raman Spectroscopy)の表面増強効果はSPR(Surface Plasmon Resonance)でよく説明され、入射光の波長によって表面増強効果の大小が発生します。共鳴波長においては表面増強効果が大きく現れます。
KeyFDTDでリチウムナノロッドの表面増強効果を波長638nmと532nmの入射光についてシミュレートし、表面増強効果の大小や電界分布を文献と比較しました。