同じく、梅の次は桜だね😃万葉集草木シリーズ84.桜
前日の花日記に引き続き、今回もサクラ(桜、学名:Cerasus L.)の花を取り上げます。
花の品種はオオシマザクラです。
万葉集と桜
万葉集 第5巻 829番歌
作者:薬師張氏福子(くすしちょうしのふくし、=医師張福子)
題詞:梅花歌卅(天平二年正月十三日)
原文
烏梅能波奈 佐企弖知理奈波 佐久良婆那 都伎弖佐久倍久 奈利尓弖阿良受也
訓読
烏梅(梅)能(の)波奈(花) 佐企(咲き)弖(て)知理(散り)奈波(なば)
佐久良(桜)婆那(花) 都伎(継ぎ)弖(て)佐久(咲く)倍久(べく) 奈利(なり)尓(に)弖(て)阿良受(あらず)也(や)
↓
梅の花 咲きて散りなば 桜花 継ぎて咲くべく なりにてあらずや
意味
梅の花が 咲いて散ったら 桜花が 継いで咲きそうに なっているではありませんか。
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