金属の分散パラメータページ公開
電磁波解析ソフトKeyFDTDで使用可能な可視光帯における金属の物性データを公開いたしました。
https://www.kagiken.co.jp/keyfdtd/approximation_by_dispersion_model
金や銀などの金属は可視光帯で波長によって物性が異なる分散性を示します。
シミュレーションで取り扱う際にはこの分散性を精度良く再現する必要があります。
電磁波解析ソフトKeyFDTDではDebye、Drude、Lorentzの分散モデルを用いて分散性を再現します。
物質ごとに分散性は異なるため、分散モデルと与えるパラメータの組み合わせを探索する必要があります。
今回は代表的な貴金属である金、銀、銅に加えアルミニウムやニッケル、ロジウムなど可視光帯で多く使われる金属について分散モデルおよびパラメータを公開しました。
ナノ分野でよく取り上げられる物質ですので、関連した研究者の方はぜひご覧ください。