本日電磁波解析セミナーを開催しました。
今回は水中のマイクロスケールのアンテナにおけるテラヘルツ帯の反射スペクトル導出を取り上げました。

水の物性値は分散性を考慮し、Debye-Debye-Lorentzの分散モデルで近似して解析しました。
ガウシアンパルスを入射し、入射波形と反射波形をフーリエ変換してパワー比から反射スペクトルを求めます。
一度の解析でアンテナの10～30THzにおける周波数特性を導出できます。

セミナー参加者にKeyFDTDの解析モデル作成から反射スペクトルの導出までを体験していただき、容易に導出できると好評でした。

セミナーは毎月開催しており、8月はマイクロ波帯を取り上げます。
キャビティに入射するマイクロ波の位相を制御することによって加熱対象の一部を選択的に加熱、もしくは全体を均一に加熱する技術をKeyFDTDで実際にシミュレーションします。

ご興味のある方はこちらからお申込みください。