PIERS2018Toyamaで口頭発表いたします。
8月1日~8月4日に開催されるPIERS2018ToyamaでKeyFDTDを用いた研究を発表いたします。
導体円板表面の電流分布をFDTD法で導出する手法を報告します。
パラボラアンテナはごく薄い導体円板として近似できます。
導体円板に電磁波が入射した際の表面電流分布をFDTD法で推測できれば、パラボラアンテナの設計にFDTD法が有効であるといえます。
導体円板に対して電磁波が垂直に入射した系は厳密解とFDTD法の結果が一致する結果が報告されていますが、斜め入射の系では一致していませんでした。
しかし電流分布の導出方法の工夫により、電磁波が斜め導体円板に入射した場合の電流分布も厳密解とよく一致する結果が得られました。
下記の時間に発表いたしますので、ぜひご来場ください。
8月4日 16:40~17:00
富山国際会議場 T6 Room 富山県富山市大手町1−2
「FDTD Analysis of the Complex Current Distribution on a Circular Disk Exposed to a Plane EM Wave with Oblique Incident Angle」
弊社科学技術部 武藤 拓人、三角 哲平