PIERS2018Toyamaで口頭発表いたします(その2)
8月1日~8月4日に開催されるPIERS2018ToyamaでKeyFDTDによる解析結果を用いた研究発表をいたします。
nsPEF(nanosecond Pulsed Electric Field)などバイオエレクトロニクスの分野でTHzパルスの利用が研究されています。ただし、マイクロスケールにおける電界分布測定の難度から細胞近傍の電界分布は議論されませんでした。
PIERSではテラヘルツパルスを照射時の細胞近傍における電界を定量的に評価するためにKeyFDTDを用いてシミュレートした結果を報告します。
電磁界の振る舞いを精度よくシミュレーションするために細胞水や水の物性値をDebye-Debye-Lorentzモデルで近似しています。細胞の形状を球体、回転楕円体、立方体としてTHzパルス入射時の電界分布を調査しました。
以下の日程で発表いたします。ぜひご来場ください。
8月4日 08:50~09:10
ANAクラウンプラザホテル富山 A6 Room 富山県富山市大手町2-3
「Visualization of the Electrical Field in the Vicinity of a THz Pulse Exposed Cell with FDTD Simulation」
弊社科学技術部長 藤田 明希