本日電磁波解析体験セミナーを開催いたしました
本日の電磁波解析体験セミナーでは中空銀ナノ粒子の解析を取り上げ、可視光帯の周波数特性導出を体験していただきました。
単一波長の解析では、各周波数について解析し、反射率、透過率を導出するところ、今回のガウシアンパルスを使用した解析の場合は1度の解析、計算だけで反射率、透過率スペクトルを導出できる点が参加者に非常に好評でした。
上の画像は750~350THzの各周波数で積算して求めた電界分布です。
上記のようにパルス波の解析は周波数特性を導出する場合は、解析や計算の手間が減るため特に有効です。
ただし、パルス解析の場合は粒子周辺の電界分布は確認できません。
そのため周波数特性はガウシアンパルスで解析、電界分布は連続波で解析のように使い分けます。
次回の電磁波解析体験セミナーは10月19日に開催いたします。
テーマはテラヘルツ帯で、生体細胞の高電界パルスシミュレーションを取り上げる予定です。