Q)計算規模の制限はありますか? A) 制限はありません。実メモリでできる限りのかなり大規模メッシュまで計算が可能です。 Q) 熱流体解析は可能ですか? → A) 可能です。 Q) 温度を考慮せず流体解析だけで流速分布の定常状態を見ることは可能ですか? → A) 可能です。これは比較的短時間で可能です。 Q) 温度の時間的変化を見ることはできますか? → A) 見ることはできますが、解析時間が相当かかると思います。 Q) 液体の解析は可能ですか? → A) 可能です。 Q) 油の中に発熱部品が複数入っている解析は可能ですか? → A) 可能です。 Q) 発熱部品の平均温度を知ることができますか? → A) プログラムの設定と表計算ソフトを合わせれば導出可能なので、 ご自身でも計算ができます。 Q) 油ではなく、空気の場合、自然対流による熱の移動と熱伝達を考慮できますか。 → A) 可能です。油でも自然対流は発生するので体膨張率を設定すれば 考慮可能です。(空気に比べると小さいと思いますが。) Q) 非定常計算は可能ですか? → A) 可能です。 Q) 外壁温度の設定は可能ですか? → A) 定温、断熱等の条件設定が可能です。 Q) 輻射を考慮できますか? → A) 簡易モデルでの考慮が可能です。 Q) 熱伝達係数を表示できますか? → A) 標準の機能では不可能です。 熱伝達係数は界面を挟んだ温度境界層外の 熱移動量を計算する必要がありますが、位置の指定+温度境界層の検出を同時に行う必要があるため プログラムで対応するのはかなり 難しいです。目視で値を確認しながらの方が良いと思います。 Q) 導入前に弊社が抱えている具体的な問題にKeyFlowが適応できるか回答して頂けますか? → A) 解析の要旨や解析対象の形状、流入条件、発熱条件などをお知らせ頂ければ弊社にて検討させて頂きます。 Q) 計算で使用するデフォールトコア数はいくつですか? → A) 1個です。 Q) ユーザー側でバックグラウンド濃度のパラメータ設定は可能ですか? → A) 可能です。 Q) 油の入った容器内の流れは扱えますか? → A) 基本的には扱えますが、油の場合には、 粘性が流速依存の非ニュートン流体 になる場合があり、これは扱うことが出来ません。 Q) 水槽内の流体シミュレーションを行なう場合、形状の変更や流入・排水位置の変更は 自由に行えますか? A) 上記の流体シミュレーションを行うことは可能ですが、目標とされる解析の 概要、趣旨、解析形状、解析条件などをもう少し詳しくお知らせ頂ければ、 さらに具体的に回答させて頂きます。 Q) KeyFlowは3次元CADと連携していますか? A) KeyFlowは、CAD-Inventor や Mechanical Desktop など、ほとんどの3次元CADで エクスポート可能な STL、 DXF 等の形式でのインポートが可能です。 Q) CADを使わなくても形状作成できますか? A) 可能です。但し、複雑形状はCADを使用する方が簡単です。 Q) 解析後、ノード出力でCSV値を出した結果を円グラフにできますか? A) csv形式ファイルをEXCELで開いて、自由に作画を行って頂けます。 Q) バージョンアップの頻度はどの程度やられていますか? A) 最新版リリース、メジャーツールのリリースを合わせて年に1~2回行っています。 Q) プログラムに機能を追加して頂くことは可能ですか? A) 可能です。追加したい機能をお知らせ頂ければ御見積いたします。 Q) 機能拡充したい場合、カスタマイズは可能ですか? A) 可能です。カスタマイズは、個々にお見積りさせて頂きます。 ■KeyFlowの使い方に関して | Q)これまで理論だけでやって来て市販ソフトを使ったことがありません。KeyFlowを使いこなせるでしょうか? A)KeyFlowはビジュアルに操作できますので、これまで市販ソフトを使ったことのない方でもご使用になれます。 Q)KeyFlowの結果を可視化するには? A) KeyFlowの可視化は、KeyPlotで行います。 KeyFlowはソルバー機能、KeyModelはプリ機能、KeyPlotはポスト機能ですが、同一画面で一体化しており同一ソフトと同様の感覚でスムーズにお使いいただけます。 Q)モデルや設定ファイルの作成は自分で行えるものでしょうか? 汎用のソフトウェアですので、様々なモデルやファイルをご自分で作成できるようになっています。 |
■KeyFlowを搭載するPCについて | Q)ハイスペックのPCではなくても計算できますか? A)通常のPCで可能です。詳細は下の推奨PCをご参照下さい。 Q)KeyFlowを搭載するPCの推奨環境を教えてください。 A) KeyFlowの動作環境は、以下の通りです。 OS*1 Windows NT系OS x86及びx64 CPU*2 Intel Core i5以上 HDD 100GB以上の空き容量 メモリ 8GB以上 *1: 下記OSは動作確認済みです。 Windows 7、Windows 8、Windows 8.1、Windows 10 *2: 第二世代(Sandy Bridge)以上を推奨しています。 Q)KeyFlowは、Windows x64/Xeonに対応可能でしょうか? A) KeyFlowは、Windows x64/Xeon に対応可能です。 Q)KeyFlowの計算速度を上げるには、PCの CPU とメモリでは、どちらが関係しますか? A)KeyFlowに限らずFDTD 法の計算速度を上げるには、CPU よりも メモリ の性能で決まります。 Q)メモリ容量を大きくすると、どのようなメリットがありますか? A)メモリ容量に比例して、扱える計算領域(メッシュ数)が増加します。 Q)パソコンのメモリを増設しようとしていますが、ソフトウェア的にどのくらいまでメモリを読み込んでいるのでしょうか? A)KeyFlowソフトウェアにはメモリ容量の制限はありません。 OSによる制限のみとなっています。 64ビット版(OSも64ビット版でKeyFlowも64ビット版を使用)の場合は、 OSによる制限よりマザーボード(チップセット)のメモリ認識容量の限界で決まります。 Q)PCのスペックは何により決まりますか? A)PCのスペックは、プロセッサよりは解析規模によって、大容量のメモリと、そのメモリをサポートするOSが必要になります。 Q)計算速度を上げるには、どの点に着目すれば良いですか? A)計算速度については、FDTD法では、CPUの速度よりもメモリのバンド幅が計算速度に効きます。 Q)KeyFlowの計算速度を上げるには、PCの CPU とメモリでは、どちらを重視すれば良いですか? A) KeyFlowに限らずFlow 法の計算速度を上げるには、CPU よりも メモリ の性能で決まります。 CPUはコストの高低に対し、解析速度に大きな差がでないのでメモリ性能が十分なものを選ぶと良いと思います。 KeyFlowはメモリ容量の制限はありません。容量を大きくすれば、扱える計算領域(メッシュ数)が増すため、大規模計算に適応することが可能です。 Q) CPUが1つで48GBでの計算と、CPUが4つで48GBでの計算を比較した場合、計算速度はどの程度変わって来ますか? A) CPUが1つで48GBでの計算より、CPUが4つで48GBでの計算の方が、4倍…とはいきませんが、それなりに早くなります。 |
■KeyFlowのカタログ | Q)KeyFlowのカタログはありますか? A)ございます。 お申込フォーム よりご用命ください。 |
■KeyFlowの価格に関するご質問 | Q)1ライセンスの価格を教えてください。 A) 90万円(+別途、消費税)で販売しております。 Q)他社品との価格差がどうしても気になるのですが、 シミュレーションソフトとしての機能にどのような差があるのでしょうか? A) どのような製品と比較するかにもよりますが、 弊社のKeyFlowはソルバー(解析)・プリ(モデル作成)・ポスト(可視化)のすべてが 自社開発で、ポスト(可視化) は当社製の流体解析と共通の物を使用しているため、 同等精度の他社製品と比べて非常に廉価に提供することが可能です。 他社の流体解析ソフトウェアの多くは輸入代理店が多く、その場合は代理店の マージンが非常に大きいようです。 自社開発とうたっているところでも、ソルバー(解析)・プリ(モデル作成)・ ポスト(可視化)と、別々に開発している事が多く、それらの連携に開発コストが かかっているのではないかと思われます。 また、他社のソルバーの多くは、社外の方が開発されている事も多いようですので、 その対価にもコストがかかっているのではないでしょうか。 KeyFlowの特筆すべき特徴としては、他社製品はソルバーと可視化が別プロセスの ものが多いですが、KeyFlowはFDTDソルバーが、弊社の汎用の可視化ツール(KeyPlot) と一つのプログラムとして統合されておりますので、FDTDの解析中にメモリ上で 計算中の界を、計算とリアルタイムに可視化する事が可能です。 計算と同時に流体解析がビデオムービーのように表示されますので、 流体解析を容易にイメージする事ができ、これにより円滑に解析のトライ&エラーが 可能なため、お客様からはご好評を頂いております。 Q)何故、他社製品よりも安く販売できるのでしょうか? A)上述しましたように、弊社のKeyFlowは、ソルバー(解析)・プリ(モデル作成)・ポスト(可視化)の全てが自社開発であり、 他社ソフトやモジュールを組み込む必要がないためライセンス使用料を支払う必要がありません。 また、ポスト(可視化)を弊社開発の流体解析ソフトと共通の物を使用しているため、 同等精度の他社製品と比べて非常に廉価にご提供できます。 ソルバー(解析)やプリ(モデル作成)、ポスト(可視化)を外注すれば、非常に費用が掛かりますし、 社内で開発する場合でも、別個にソフトを開発すると、後でそれらを連携させるための余分な開発費用が嵩みます。 さらに、輸入代理店が販売する場合は、当然ながら、相当なマージンが必要となりますが、 それらの費用を省けることがKeyFlowのお求め安い価格に結びついていますので、安かろう、悪かろう、 ということではありません。 |
■KeyFlowのデモ | Q)KeyFlowのデモは見学できすか? A)可能です。技術者がデモの担当となりますので、技術的なご質問にもお答えいたします。予約制ですので、 かぎけん相談室予約フォームよりお申込下さい。 Q)動作状況を見たいのですが、御社にて見学できますか? A)可能です。事前予約制となっておりますので、ご希望の日時(複数)をお知らせください。 |
■KeyFlowの購入 | Q)KeyFlowはどこで買えますか? A)弊より直接ご購入いただけます。 KeyFlowのご購入は お申込フォーム よりお願いいたします。 Q)価格証明書を発行して頂けますか? A)発行いたします。 お申込フォーム より御用命ください。 |
■納品物 | Q)使用説明書は、ありますか? A)ヘルプにオンラインマニュアルが準備されています。 しかし、特に、マニュアルを熟読されなくても、サンプルの手順書に従って操作して頂けば、容易にKeyFlowがご使用頂けます。 また、納品時には弊社が所有しております解析サンプルの内、お客様に最適な例題を選んでお納めさせて頂きます。 |
■インストール | Q)ボリュームシリアル番号は、どのドライブでも良いですか? A) Cドライブのものをお知らせ下さい。コマンドプロンプトを起動した際、Cドライブ以外のドライブになっている場合は、Cドライブへ移動してから(C:と入力していただければ移動します) Q) ソフトは64bit版ですか? A) はい、現在はより大規模で複雑な解析を行えるよう64bit版モジュールをご提供しております。 Q) ハードウェア入荷がソフト導入後となる場合のライセンスの手続き方法を教えてください。 A) ハードウェアが導入された時点でマシン情報をお知らせください。その時点でライセンスを発行いたします。 Q) ソフトを搭載するマシンのOSが64bitであるかを確認するにはどうすれば良いですか? A) OS種別の確認方法は簡単です。 Windows10の場合、調べ方1)PC左下隅にある「スタート」を右クリックし、「システム」を選択します。表示された「システムの種類」を見て、64ビットオペレーティングシステム、x64とあれば64bitマシンです。 調べ方2)PC左下隅にある「スタート」を右クリックし、「コマンドプロンプト」を選択し→「systeminfo」とタイプインします。表示された「システムの種類」を見て、x64とあれば64bitマシンです。 |
■受託計算 | Q) 受託計算業務もされますか? A) 勿論行っておりますので、ご活用ください。 |
■KeyFlowの保守料 | Q)ユーザーサポートの内容について教えてください。 ユーザーサポートの内容は、 新バージョンのご提供、講習会の無料参加、ユーザーサポート、お客様相談室のご利用、ソフト搭載PCの変更などです。詳細はお問い合わせください。 Q)年間保守料は初年度から必要ですか? A)初年度は無償サービスいたします。2年目以降に必要となります。 Q)年間保守の開始日はいつからですか? A)年度の開始はお客様のご購入時(正確にはライセンス発行日)なので、1月1日ご購入の場合は、12月31日までが無償サポート期間となります。 Q)年間保守契約に入っている場合、ソフトの搭載PCを変更できますか? A)ご希望があれば、1年に一度、ライセンスを無償で発行いたします。 Q)年間保守契約は継続して加入する必要がありますか? A)新バージョンの無償提供や、FAQ、マシン変更などに必要となりますので、ご継続をお願いいたします。 |
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