ミズヒキ(水引) とは、タデ目タデ科タデ属の多年生草本(宿根草)です。
細く真っ直ぐに伸びた花穂(総状花序)に、米粒大の小花(実は萼)を疎らに付けます。
比較的地味な草花であまり目立ちません。花茎には多数の節があり、葉は緑色が主ですが、稀に斑入りのものもあります。葉形は、楕円形で、互生し、表面に産毛が生えています。
花名は、花被片が4つに深裂し、上3つは赤く、下1つは白いので、祝儀袋に掛かっている赤白の水引に例えられ命名されました。白花だけの水引、はギンミズヒキ(銀水引)と呼ばれます。
ミズヒキ(水引)の草姿は、別科別属(バラ科キンミズヒキ属)ですが、黄金色の花を咲かせる
キンミズヒキ(金水引) に似ています。
しかし、よく見ると、花や葉の形は違います。
一般名:ミズヒキ(水引)
学名:Polygonum filiforme
別名:ミズヒキソウ(水引草)
分類名:植物界被子植物門双子葉植物綱タデ目タデ科タデ属
原産地:インド
草丈:40〜80cm 花色:赤白2色 開花期:8〜10月
総状花序長:30cm 花径0.4cm
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