ムーンビームは先のとがる舟型の白い花弁を3~4重に咲かせる熱帯睡蓮です。花弁の中心の蕊周りから花弁の付け根にかけては淡く黄色に染まるのが特徴的です。花の水面からの立ち上がりはやや低く、葉の褐色斑紋はあまり目立ちません。
熱帯睡蓮ムーンビーム(Moonbeam)は2002年にアメリカで作出され、今でも人気品種として流通しています。MoonlightではなくMoonbeamにしたのは何故でしょう。lightよりbeamの方が直進している光のイメージはあります。このサイトの写真ではあまり目立ちませんが別のサイトの写真を見ると花の中央の蕊がまっすく立っている画像があり、このイメージがbeamの名に繋がったのかなどと想像します。
花弁の色のグラデーションが見どころで日本でも人気があります。「小さい」とは言えませんがあまり大きくは育たない点も日本では人気の要因です。