マムシグサの冬支度

先日奥多摩→秩父に紅葉狩りにいってました。でも写真は今年花が終わったころからずっと観察しているマムシグサ。実が終わって、葉が枯れ始めてそろそろ全体が枯れるでしょう。マムシグサは里芋の仲間で冬は茎から上は枯れて、地中の球根で冬を越しまた春になると芽が出てくるものと思われます。来年の春確かめてみたいと思います。

このマムシグサ、奥多摩某所にあるのですがここから更に山を登った場所にはまだ赤々とした実をつけたマムシグサが生えていました。高い分、気温が低く成長が先延ばしになったのでしょう。

冬を越して花を咲かせて、実をならせて、枯れてを繰り返す過程で球根がだんだん大きくなります。これはコンニャクと同じらしいというのは先日書いたか。マムシグサを見ていると大きいものと小さいものがありますが、年を経たものの方が大きくなっているのかもしれません。

今年の冬は例年より少し寒そうです。科学技術部長の冬支度はどうしましょうか。まずは仕事をきっちり終わらせて、次の進歩に向けて球根を大きくしたいものです。

マムシグサの写真(2021年11月)
マムシグサの写真(2021年11月)