科学技術部長は働いていますが、直接役に立つ知識は国語、数学、物理、プログラミングなどです。役に立たないのは美味しい魚、気象、椿の種類、奥多摩の地理、ダムの知識などです。これらは無用の用といえるのか単に無用なのか。
「雑草」と呼ばれる山野草を見ていてもそんなことを思います。写真はイヌホウズキの花。ワルナスビに似ていますが花がはっきり5弁に分かれるところに違いがあります。(他にも同定のポイントはあるようです。)役にたつ、というより食べると毒なのですが可憐に咲いているところを見てしまうと「無用」とは思えなくなってきます。