昨日の科学技術部長は午前中オフィス内の廃棄物処理の手続きなどをした後…お休みを頂いていました。年が明けてから休日も働いている日が多く休めていなかったので…。で、房総半島の東京湾側(内房)に釣りに行ってきました。
水深があまりなく、この時期は水温が低いので大漁とはいかず…、それでもボラが一匹釣れてくれました。時々、小型のボラの大群が水路を遡上してニュースになっていますが、釣れたのはもう少し大きくて50cm強のサイズです。釣って食べるにはちょうどいい大きさ。美味しく食べるためにその場で血抜きして持って帰りました。
ボラは臭いがあると言われますが、水質の良い海域のボラの身には不快な臭いはほとんどありません。但し、鱗+皮には独特の魚臭がありますが、これを身に移さないのが料理のコツ。また運が良ければ卵がありますが、ボラの卵といえば…高級食材カラスミの原料です。カラスミにしなくても美味しいのですが…残念、釣った魚にはありませんでした。
当日はお刺身で食べたのですが、まずくはないですが硬すぎて味があまり感じられませんでした。一晩おいて本日のかぎけんの昼食はボラの刺身とムニエル。刺身はちょうどいい感じになじんで味わい深く、ムニエルはボラの弱点とされる真っ赤な血合いが皮のように見えて見栄えもよくこれまた美味。
という訳でボラは美味しい魚です。旬は冬で、臭みが少なくよく太った個体が増えます。
ピンバック: 春よ来い なんて言いません - 科学技術部長は休憩中