近所のメダカ鉢を覗くのが最近の科学技術部長の好みです。メダカもコイと一緒で人の気配を感じると餌をもらえると勘違いするのか水面に寄ってきて挨拶してくれるのがなんとも可愛らしいです。生き物係はあまり得意ではない科学技術部長ですが、可愛げに負けて覗いてしまいます。
メダカを覗いていると、別の生き物の気配。バッタのようですが色々な葉っぱに紛れて姿が見えません。目を凝らして探してみるといました。この姿はショウリョウバッタの幼虫かと思いましたが、羽も立派に伸びている様子なのでオンブバッタかと思います。
完全変態と不完全変態でもバッタの話題を取り上げましたが、バッタは科学技術部長が幼少期の野原での良い遊び相手でした。手や足で草むらをなぞってやると驚いたバッタがパタパタと跳ねる様子が楽しみ。科学技術部長の幼少期は虫愛ずる姫…なあんてね、そんなことはないのですが。年を経た今は流石に昆虫全般さほど得意ではないのですが、そんなことを思い出しました。
もう一つバッタで思い出したのがモズの早贄。秋口になるとボロボロの自宅の前の野原にオンブバッタを大きくしたようなショウリョウバッタが木や草の先に突き刺されている様子を見て、なんでそうなったか幼少時はまだ理解していませんでした。ただなんでだろうと思うと同時に秋の夕暮れ串刺しのバッタを見るにつけ多少の不気味さを感じて早く帰ろうと思ったかも。