アーティーチョークって不思議

アーティーチョークってご存じでしょうか?キク科の植物で朝鮮アザミとも呼ばれますが原産地は地中海沿岸。観賞用に育てられることもありますし、食用にもなります。食用にする場合には開花直前に花の部分を収穫するので花は楽しめません残念。

英語ではartichokeと書きます。arty chalkだと芸術的なチョークですが、Wikipediaによると語源は全然別にあってイタリア語のarticioccoでさらにその語源はスペイン語のalcarchofa。さらに遡るとアラビア語でالخرشوفة(al-kharshūfa)。さらに遡るとアラビア古語の حرشفة (ḥarshafa)だそうです。さらにその先は分からない。

日本語話者の科学技術部長にとってはあまり似てない言葉に変遷していっているようないないような。変遷の過程がなかなか不思議です。

不思議といえば花が咲いたその姿も不思議です。チョウセンアザミ科と言われれば確かにアザミの花に似ています。勿論葉もアザミらしい。ただ、大きすぎてアザミっぽくないというか…。中島みゆきさんの歌に「アザミ嬢のララバイ」っていうのがありますが…アーティーチョークではないでしょう。なお花を観賞する種類の花も大きいですが、食用の種類の方が更に巨大になります。

じっくり見ていると何かのキャラクターに見えてくるのも不思議です。
かぎけん花図鑑 に分類や花言葉など詳しい情報があります。この花言葉大好きです。

アーティーチョーク
アーティーチョーク