オオカミウオ(狼魚)

【かぎけんWEB】

オオカミウオとはカサゴ目フサカサゴ科メバル属の海水魚です。

別名：Bering wolffish

オオカミウオ(狼魚)とは、スズキ目ゲンゲ亜目オオカミウオ科オオカミウオ属の海水魚です。ベーリング海、オホーツク海、日本では岩手以北～北海道の冷たい海で水深50～100mの岩の隙間や穴に隠れて生活しています。全身暗褐色または灰青色で、細長い体をしており、顔には多数の皺がよっています。鋭い歯と強靭な顎で、貝殻やウニ、甲殻類を殻ごとぼりぼり食べます。狼のような怖い風貌に似ず、性格は臆病で用心深く、卵の孵化を雌雄で行う子煩悩な魚です。

一般名：オオカミウオ(狼魚)
学名：Anarhichas orientalis
別名：Bering wolffish（ベーリング・ウルフフィッシュ）
分類名：動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱スズキ目オオカミウオ科オオカミウオ属
分布：ベーリング海、オホーツク海、日本では岩手以北～北海道、北部日本海　環境：冷たい海で水深50～100mの岩の隙間や穴
全長：100cm　体形：細長　体色：暗褐色または灰青色　特徴：鋭い歯と丈夫な顎　食べ物：貝、ウニ、カニ、エビ　性格：外見に似ず、臆病で用心深い　繁殖：卵生　子育て：雌雄　卵の孵化期間：120日　

オオカミウオ(狼魚)
旭山動物園で、2009年12月27日

オオカミウオ
のとじま水族館（2015年10月11日）

オオカミウオ(上)
サンピアザ水族館で、2012年12月24日