撮影協力:市川市動植物園
ワイの正体は…
答え:ウコッケイ(鳥骨鶏)
綿毛以外の、骨まで含めた全身が黒い鶏
ウコッケイ(烏骨鶏)は、ニワトリの一品種です。 コッケイとは、烏(カラス)の骨のことで、白い綿毛を除くと、全身、皮膚、肉、内臓、骨までメラニン色素が沈着し黒いので、その名があります。羽毛は白のほか、黒や赤茶色のものもあります。 羽毛がシルクのようだということで、英名ではSilkey(シルキィ)と呼ばれます。 ニワトリより小柄ですが、足元はがっしりしており足指が5本(前足に3本、後足に2本)で、ニワトリより一本多いです。通常の鳥には、正羽がありますが、このウコッケイにはありません。 滋養強壮効果があるとされ、肉や卵が高価な値段で取引されます。 出生率が低く、ニワトリより年間に産む卵の数が非常に少ないことも卵の価格を上げている一因となっています。 写真の鳥は、赤い顔、全身が白毛、足に房飾りのようなまのがあり、高尾山の天狗を髣髴させます。
一般名:ウコッケイ(烏骨鶏)学名:Gallus gallus var. domestic 別名:Silkey(シルキィ)、Ukkokei Fowl 分類:動物界脊索動物門脊椎動物亜門鳥綱キジ目キジ科ヤケイ科 体重:0.8Kg