撮影協力:奄美大島
答え:アマミハナサキガエル
アマミハナサキガエルとは、奄美大島と徳之島だけに生息する固有種で、 カエル目アカガエル科ニオイガエル属アマミハナサキガエル種の小型の蛙です。 鼻が先端にあることから名付けられました。 同じ奄美で見られるオットンガエル は重量級でどっしりした体形ですが、このアマミハナサキガエルはスマートで脚が長くジャンプが得意です。 雌の方が雄よりかなり大きいです。 体表色は緑か茶あるいは茶色地に緑の覆色をしています。 これは生息地での土や岩、落ち葉などに応じて順応し、 また覆色は岩上に苔が生えている様子に擬態しているので見つけ難くなっています。 鳴き声を聞けるのは、10月~翌年5月で、「ピキュピキュ」と鳴きます。 食べ物はミミズや昆虫、カタツムリ等の動物食です。 天敵は、蛇や鳥です。 繁殖は卵生で、産卵は渓流で行います。 森林伐採などで減少し、絶滅危惧II類に指定されています。
一般名:アマミハナサキガエル(奄美鼻先蛙) 、学名:Odorrana amamiensis(Rana amamiensis) 、分類名:動物界脊椎動物門脊索動物亜門両生綱カエル目(無尾目) カエル亜目アカガエル科ニオイガエル属アマミハナサキガエル種 、生息分布:奄美大島と徳之島だけ 環境:山地の地上、産卵は渓流で 、別名:Amami tip-nosed frog 、体長:6~7cm(雄)、7~10cm(雌) 雌雄サイズ:メスの方がかなり大 体表色:緑、茶、茶色地に緑の覆色で様々な模様がある(背側)、白(腹側) 鳴き声:ピキュピキュ 鳴き声が聞ける期間:10~翌年5月 食性:ミミズや昆虫、カタツムリ等の動物食 天敵:蛇や鳥 繁殖形態:卵生 産卵期:月 特徴:スマート、後足が長くジャンプする、備考:絶滅危惧II類。