答え:ミナミハタンポ(南葉丹宝)
別名:カタジラー、ワタンポ
ミナミハタンポ(南葉丹宝)は、目が大きく、身体はスピードクジに似た、頂点が下向きの三角形をしたスズキ目ハタンポ科ハタンポ属の海水魚です。 浅瀬に群れで生息し、夜行性なので秋の夜に磯釣りをしているとかかります。 磯で夜釣りしていると、盛んにかかり、周りの釣り人に聞いたら、「骨が多くて、旨くない」とのことで、がっかりしましたが、一応、毒魚ではなさそうなので持ち帰り調理しました。 頭を落として寿司と塩焼きで食べましたが白身魚で寿司は淡白で上品な味、 塩焼きはスズメダイ(雀鯛)と似た味で美味でした。ハタンポ属には約20魚種がいますが、その内、 ツマグロハタンポ(褄黒葉丹宝)と似ていますが、 背鰭や尾鰭の端(褄)が黒くないので見分けられます。
一般名:ミナミハタンポ(南葉丹宝)、学名:Pempheris schwenkii 分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門条鰭綱スズキ目スズキ亜目ハタンポ科ハタンポ属、別名:カタジラー、ワタンポ 分布:千葉以南、小笠原諸島 生息分布:インド洋、太平洋の暖海 環境:岩礁や浅場の岩穴、全長:10~15cm 体形:左右に側扁 目:著しく大 背鰭:身体のほぼ中央に1基 体表色:茶褐色 産卵期:月。