答え:マダイ(真鯛)
マダイ(真鯛) とは、スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ属の海水魚です。 赤い体表色、美しい姿、味が淡白で上品、日持ちがする、さらに「めでタイ」という語呂も 好まれて縁起物とされます。 白身魚で調理方法には、姿作りや、刺身、寿司、かぶと焼き、塩焼き、煮付け、鯛めし、潮汁などで食べますが、 正月や祝儀の席などでよく使われます。日本を代表する山が富士山のように、魚を代表するのは真鯛と言われます。 天然物は高価ですが、近年は養殖物が一年中安定して出回り比較的安価に購入できます。 水深の深い場所にいるので、磯釣りではあまり釣れず、船釣り魚の対象となります。
チダイ(血鯛)と似ていますが、マダイは鰓蓋が赤黒くないこと、 尾鰭の先(後縁)に黒い縁取りがあることなどから見分けられます。世の中にはタイの仲間でないにもかかわらず、OO鯛と付けられた、いわゆる、 「あやかり鯛」の類が多数出回っています。
一般名:マダイ(真鯛) 学名:Pagurus major 別名:タイ(鯛)、ホンダイ(本鯛)、Red seabream 分類名:動物界脊索動物門脊椎動物亜門魚上綱硬骨魚綱スズキ目スズキ亜目タイ科マダイ亜科マダイ属 生息分布:北海道以南~本州、四国、九州の日本 環境:比較的深い海底 全長:100cm 体形:側扁の楕円形 体表色:赤 身色:白~桃 産卵期:2~8月 寿命:30年