撮影協力:京都市動物園
ワイの正体は…
答え:シマウマ(縞馬)
大正解は、グレビーシマウマ(Grevy縞馬)
ショートショート「参りました」:園内作業車の車体に縞模様が忠実にデザインされていて感心しました。シマウマはアフリカのサバンナに生息する草食性動物で体に横縞がありますがこの縞々は猛獣から身を守るのに役立ちます。生息地や体の大きさ、縞模様で3種に分類されます。グレビーシマウマは最も体が大きく横縞が鮮明で縞数が多く耳も大きいのが特徴です。
シマウマ(縞馬)は、アフリカ大陸出身で白地に黒の縞模様のある哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属の草食動物です。生息地や体のサイズ、縞模様の違いで、サバンナシマウマ、グレビーシマウマ、ヤマシマウマの3種に分類され、さらにそれらの亜種のグラントシマウマ、チャプマンシマウマ、ハートマンヤマシマウマがいます。日本の動物園で見られるのは、サバンナシマウマの亜種、グラントシマウマ(Grant’s Zebra、学名:Equus burchelli bohmi、生息地:アフリカ東部)が多いです。 この短編に出てくるグレビーシマウマは、エチオピアやソマリア、ケニア北部等アフリカ東部の乾燥した平原に生息しておりシマウマの中では最も大きくグラントシマウマに比べると縞模様が鮮明で横縞の幅が狭く多数あり耳が大きいのが特徴です。 |
一般名:グレビーシマウマ(Grevy縞馬)、学名:Equus grevyi、分類名:哺乳綱ウマ目ウマ科ウマ属グレビーシマウマ種、別名:Grevy’s zebra、分布:アフリカ大陸、環境:サバンナ、草原地帯、体長:250~300cm、体高:150cm、体重:400kg前後 尾長:50cm、体色:白地に黒のツートンカラーで横縞は胴体では垂直、尻部では水平方向、社会性:集団生活、家族の単位:1頭の雄と複数の雌と子、食べ物:イネ科やカヤツリグサ科の草や木の葉、繁殖形態:胎生、妊娠期間:1年、寿命:25~30年。 |