撮影協力:埼玉こども動物園
ワイの正体は…
答え:コアラ(Koala)
ショートショート「元祖エコ動物」:主食とするユーカリの葉は栄養素が足りないためコアラの動作は緩慢で一日の大半を樹上で寝て過ごしています。ユーカリの葉には毒素が含まれ食料とする競合相手がいないために取った選択でしょうが、もっと栄養価のある食べ物を摂取すれば、スーパーコアラとなるのでしょうか?
コアラ(Koala)は、カンガルーと同様、オーストラリアを代表する哺乳綱ため活力とならず体力消耗を防ぐためとされます。指は5本で人差し指とカンガルー目コアラ科コアラ属の動物です。「コアラ」とはアポリジニの言葉で「水を飲まない」という意味でコアラはユーカリの葉から水分を摂取します。長くて厚く柔らかい灰色の体毛で覆われた体はずんぐりしており癒し系アニマルとして動物園の人気者です。雄は雌よりやや体が大きい。普段は単独生活を営み縄張り意識が強い。食べ物はユーカリやアカシアの葉と芽で毒素を含むユーカリの葉は体の3倍ある盲腸で分解されます。動作が緩慢で1日20時間を樹上で寝て暮らすのは主食とするユーカリに栄養価が少ない中指の間が空いており木に掴まって寝るなどに適しています。指には指紋があります。子どもは母親の腹部にある育児嚢で7ヶ月ほどを過ごします。 |
一般名:コアラ(Koala) 学名:Phascolarctos cinereus 分類名:哺乳綱有袋上目カンガルー目カンガルー形亜目コアラ科コアラ属 生息分布:オーストラリア東部 環境:低地のユーカリ林 体長:78cm(♂)、72cm(♀) 体表色:灰色 生活:単独で縄張りを持つ 食べ物:ユーカリやアカシアの葉と芽 繁殖:胎生 一度に雌が出産する子の数:1子 妊娠期間:35日 育児:雌 育児場所:雌の腹部にあり育児嚢 養育期間:7ヶ月 寿命:10~15年(野生より飼育下の方が長生き) 特徴:ずんぐりした体形で体毛は厚く柔らかい、一日20時間寝る、指に指紋がある、毒素を含む栄養価の少ないユーカリの葉を食べる、毒素は長い盲腸で分解、盲腸は2mあり体の3倍の長さ 備考:カンガルーと同様オーストラリア原産の動物 |