イタチ
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イタチ(鼬)の天敵ー猛獣類と猛獣 | ||
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イタチとは
イタチの仲間には、ニホンイタチ、シベリアイタチ(チョウセンイタチ、タイリクイタチ)、イイズナ、オコジョの4種類がいます。本州に生息するのはニホンイタチとシベリアイタチです。
ここでは、ニホンイタチについて述べます。
ニホンイタチとは
イタチ(ニホンイタチ、日本鼬、日本鼬鼠、学名:Mustela itatsi)とは、日本固有種で、イタチ科イタチ属の小型のほ乳動物です。害獣とされます。
北海道から九州の草地や、水辺、田畑、人家周辺、山岳地の洞や穴に住み、民家では屋根裏や、天井裏、床下に潜んでいます。
茶色の毛皮に覆われ、細長い胴体を持ち、四肢は短く、耳は丸くて小さく、歯は鋭い。
体重は雄が300-650g、雌は雄の1/3程です。
性格は攻撃的で、強暴、縄張り意識強いです。行動は夜行性です。
主食は動物食性で、ネズミ、カエル、トカゲ、ミミズ、小鳥の卵やヒナ、ドバト、昆虫などの小動物や、犬、猫、鶏を急襲し、鋭い歯と速い動きで捕食しますが、他に里芋や、柿、桃や、キャベツやトマト、スイカ、メロン、ブドウ、キュウリ、大根などの果実や野菜、根菜類も食べる雑食性です
水泳ぎも得意です。
天敵は、ワシ、タカ、フクロウなどの猛禽類、キツネ、オオカミ(日本には今はいない)、ノラネコ(野良猫)等の哺乳類です。
追い詰められると肛門の臭腺から悪臭を放ちます。
苦手なものは、強い臭いや、強い光、点滅する光、超音波(20mHz以上)です。
鳴き声は、「クククク」、「キーキー」。
寿命:1-2年
用途は昔は毛皮や、毛筆材でした。
イタチを忌避すべき理由
糞や尿による悪臭、破壊効果、病気の伝播、騒音、農作物やゴミを荒らす害獣としての被害、マダニやノミが寄生しています。
しかし、鳥獣保護法の対象となっているので、勝手に殺生できません。
ニホンイタチとシベリアイタチ
悪さをするのはニホンイタチヨリ外来種であるシベリアイタチのようです。
体はシベリアイタチの方が大きく、尻尾も長い。