テマリソウ
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3月は別れの季節でもあります。皆さん、様々な思いを抱いて別れのブーケを上げたり、受け取ったりされていることでしょう。今回のかぎけんブログ-花 は、ブーケを構成する様々な花や茎葉の中から、これが花かと思われるものをご紹介しましょう。
テマリソウ(手鞠草)
ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属の耐寒性多年草「美女ナデシコ」の園芸品種です。花弁が退化し、雄蕊や雌蕊、総苞が緑色の萼片のように変化し集合した形状が、まるで、新栗のイガ(毬)やマリモ(毬藻)のようです。緑色のボンボンとなり、他の華やかな花々を引き立てています。
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一般名:テマリソウ(手鞠草)
学名:Dianthus barbatus L.
別名:グルーントリュフ、スパークリン
分類名:植物界被子植物真正双子葉類ナデシコ目ナデシコ科ナデシコ属
原産地:園芸品種
草丈:30~70cm
開花期:5~7月 花色:緑 花径:3cm 花形:イガ状の球形 花弁:無
総苞色:緑 総苞形:球形