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かぎけん花図鑑

オオイヌノフグリ

桜花満開の時、桜を背景に記念撮影をしたい人が後を絶たない場所で、地面に屈みこんでこの花を撮っていました。結構どこにでも咲いている野草ですが、何しろ小さい花なのでなかなかうまく写せずこの日、たまたま桜の木の下に咲いていたのを見つけたものですから、...。写真撮影をしたい人には甚だ迷惑な話だったと思います。

漢字で書くと、「大犬の陰嚢」

オオイヌノフグリは春から初夏まで野原などで咲いている0.5cm程の花を咲かせるヨーロッパからの帰化植物です。花は四弁花で朝咲いて一日で咲き終えてしまう一日花です。花後に成る2個の果実が名前の由来ですが、花が可愛らしいだけに残念です。別名の、「ルリカラクサ(瑠璃唐草)」と呼んであげた方が良いかもしれませんね。

一般名:オオイヌノフグリ(大犬の陰嚢)
学名:Veronica persica
別名:Bird’s-Eye、ルリカラクサ(瑠璃唐草)
分類名:植物界被子植物真正双子葉類シソ目ゴマノハグサ科クワガタソウ属
原産地:ヨーロッパ 生息分布:日本全国 環境:野原
草丈:10~25cm
葉形:広卵形 葉身長:1cm 葉縁:鋸歯有り
左右相称花(花の形異なる)  花序:穂状花序 花冠:4弁花 花期:2~5月 花色:ブルースカイ 花径:5mm  雄蕊数:2本
備考:虫媒花

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