シダとカマキリ(2017年8月1日)
東京都心でもセミが鳴いていてそろそろ盛夏の雰囲気です。かぎけんがある千代田区麹町でもセミは近所で鳴いています。夜になっても明るいせいか、帰宅時間でも時々鳴いていることもあって残業ご苦労様と言いたくなります。
セミはそんなにいる一方でバッタ、カマキリの類がとても少ないです。当たり前といえば当たり前で、彼らが主に生息する草地が極端に少ないからです。都心とは言え街路樹もありますし、新宿御苑のような緑の多いところもありますが、草地は少ない。
ケホシダとカマキリ@牧野植物園
東京でも都心から郊外に向かえば、自然は豊富です。そう考えると郊外から都心に長距離通勤する人が絶えないのも、経済的な理由ばかりではなく、身近の自然を無意識のうちに好んでいるからかとも思えます。