椿 桃割れ
東京都立大島公園の椿園には、園芸品種約1000種、約3200本と、ヤブツバキ(自生種)約500本が植えられています。サザンカは11月~12月に咲き終えています。八重咲き園芸品種は一般に開花が遅く、2月~3月頃開花します。1月8日現在咲いているのは、一重咲きの園芸品種(11月~2月)と、ワビスケツバキ(侘助椿、12月中旬~2月)、ヤブツバキ(藪椿、11月~3月)です。花図鑑で「特集 椿」を組み、順次、椿の品種を追加掲載しています。ここでは、その内の幾つかをシリーズでご紹介したいと思います。
まず、最初は「桃割れ」(学名:Camellia japonica cv. Momoware)です。明るいピンクの中輪、一重ですが、唐子咲きという変わった咲き方をします。開花時期が早く12月から翌年2月まで開花します。松江市の民家に植えられていたものを選抜した品種です。花名は花形が日本髪の「桃割れ」に似ているので付けられました。
一般名:ツバキ モモワレ(椿 桃割れ、Camellia Momoware)、花色:桃色、中輪、一重咲き、唐子咲き、開花期:12月~2月、原産地:松江市
桃割れ https://www.flower-db.com/ja/flower:2005
花図鑑「特集 ツバキ(椿)」 https://www.flower-db.com/ja/special/23/2
花図鑑 https://www.flower-db.com/ja
花図鑑classic https://www.kagiken.co.jp/new/kojimachi/hana-tsubaki_large.html