動物園で、偶然、アオノリュウゼツラン（青の竜舌蘭)の花が咲いていました。通常、この手の花が咲くと新聞記事となりますが、そのような慌ただしさとは無関係に、ひっそりと咲いていました。青の竜舌蘭はメキシコ原産で、キジカクシ科リュウゼツラン属の多肉植物です。普段は花は咲かず、肉厚で鋭い棘のある大きな葉のみを叢生します。そして、数十年に一度、花茎を出し、その先端から複集散花序を伸ばし、何百もの薄黄色の筒型花を咲かせ、結実後に枯死にしまいます。

 

花の咲いていた場所：東京都立伊豆大島公園動物園、咲いていた時期：2018年1月8日

 

一般名：アオノリュウゼツラン（青の竜舌蘭)、学名：Agave americana var. marginata 、

別名：American Aloe、Century Plant（センチュリープラント）、アガベ、（Agave）、

分類名：植物界被子植物単子葉植類キジカクシ目キジカクシ科リュウゼツラン属 、草丈：8～10m(花茎が成長した時)