珊瑚シリーズ1.サンゴアブラギリ
名前に「珊瑚」が付く植物をご紹介するシリーズ
「NASA ECO Plant」では、シックハウス症候群の原因物質となる空気中の有毒物質を除去する効果が認定された植物をご紹介しました。
これらは植物ですから、当然ながら、二酸化炭素を吸収し、酸素を作り出す働きもあります。
今回から、名前に「サンゴ(珊瑚)」が付く植物をご紹介します。が、
海にもこれら植物と似たような働きをする生き物がいます。「珊瑚」です。
サンゴには海を浄化する働きがあります。また、サンゴは植物ではなく動物ですが、植物と同様、二酸化炭素を吸収して酸素を送り出します。実際にその仕事を行うのは、珊瑚のポリプ内に共生している褐虫藻とい藻類ですが、サンゴあってこその働きです。
サンゴには群生してサンゴ礁を象るものと、宝石に加工されるものがあります。
ここでは、美しい宝石サンゴに注目したいと思います。
宝石サンゴと言えば、アカサンゴや、ベニサンゴ、モモイロサンゴ、シロサンゴがあり、高さは30~150cm程です。
珊瑚シリーズでご紹介する植物も大体同じくらいの大きさです。
珊瑚シリーズ1.サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)
サンゴアブラギリ(珊瑚油桐、学名:Jatropha podagrica)とは、中南米原産で、キツネノマゴ科ヤトロファ属の熱帯性低木(塊根植物)です。別名でトックリアブラギリ(徳利油桐)、英名ではBudda’s Belly、学名のヤトロファ・ポダグリカでも呼ばれます。原産地では、森林地帯に自生します。樹高30〜100cm程で、幹はトックリ形をしています。葉には長い葉柄があり、明るい緑色で掌状に3〜5裂します。夏から秋に、トックリ状の幹から長い花茎を出してその先端に集散花序を伸ばし、珊瑚に似た朱赤色の小さな五弁花を多数付けます。花言葉は「恋する伊達者」です。
さて、赤珊瑚や紅珊瑚に似てましたでしょうか?
花日記令和4年1月21日珊瑚シリーズ 1.サンゴアブラギリ(珊瑚油桐)
https://www.flower-db.com/ja/articles/coral-jatropha-podagrica