珊瑚シリーズ3.シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)
珊瑚シリーズ3.シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)
「珊瑚」と名が付く植物をご紹介するシリーズ
シマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス、エクメア・ファスキアタ、学名:Aechmea fasciata)は、リオデジャネイロ原産でパイナップル科サンゴアナナス属の常緑多年性着生植物です。和名は、サンゴアナナス属の代表品種で、葉に縞があることに拠ります。
主に、白い横縞のある濃緑色の葉と、桃色の花苞を観賞します。
葉にある白い横縞線は拭けば取れます。葉縁に刺があるものと無いものとがあります。
根際から生えるロゼッタ状の厚く長く硬質の根生葉の中央から花茎を出し、その先端から円錐花序を伸ばし桃色で松笠状の花のように見える花苞(葉が変形したもの)を付けます。実際の花は苞から出ている小さな紫色のもので、その開花は5月~7月ですが、花弁は開かず3日で終わるので観賞価値はありません。花のような大きなピンクの花苞は周年鑑賞できます。花言葉は「思慕の情」です。
写真はシマサンゴアナナス(縞珊瑚アナナス)です。