梅シリーズ17.梅 淡暈宮粉(タンウンキュウフン)
梅シリーズ17.梅 淡暈宮粉(タンウンキュウフン)
梅 淡暈宮粉(タンウンキュウフン、学名:Prunus mume ‘Tan-un-kyufun’)は、中国原産で、実梅-杏性で、花色は暈しが入った淡紅色で花弁は八重~多重弁です。
中国では梅を宮粉型、紅梅型、照水梅型、玉蝶型、硃砂型、大紅型、綠萼型、灑金型などに分類されますが、その内で、最も一般的でかつ品種が多いのが、この「宮粉型」です。「宮粉型」の特徴は、濃赤色または淡紅色系のピンクの花が小枝に密集して咲き、花に香りがあり、花弁は八重~多重弁です。
品種名は、花色+花型で表されます。花型の「宮粉」は上述した通りで、「淡暈」とは淡いぼかしのことです。属名「Prunus」は「plum(スモモ)」、種小名:「mume」は「梅」。
一般名:梅 淡暈宮粉(タンウンキュウフン)、学名:Prunus mume ‘Tan-un-kyufun’、原産地:中国、花色:暈しの入った淡紅色、八重又は多重咲き、開花期:2月上旬~3月初旬。