山茶花シリーズ1.山茶花 乙女
サザンカは大きく3群に分類されます。開花順に並べると、サザンカ群、カンツバキ群、ハルサザンカ群となります。
早速、サザンカ群から始めたいところですが、花の終わりが12月なので、既に今年の分は散っています。サザンカ群は次年度以降に取り上げましょう。
ということで、次のカンツバキ群を優先しつつ、ハルサザンカ群と併せてシリーズで取り上げたいと思います。
最初は、カンツバキ群 山茶花 乙女(サザンカ ‘オトメ’、学名:Camellia sasanqua ‘Otome’)とします。山茶花 乙女(サザンカ ‘オトメ’は、乙女サザンカとも呼ばれるツバキ科ツバキ属の常緑広葉中低木「サザンカ(学名:Camellia sasanqua)」の園芸品種です。花は淡桃色で、千重咲き、中輪、11月から開花する早咲きのカンツバキ群に属する園芸品種です。庭木や刈込に強いので、生垣にも使われます。
3つの園芸品種群に分類
●サザンカ系園芸品種群 開花期:10月~12月
サザンカ(C. sasanqua)から作出された園芸品種。
●カンツバキ系園芸品種群 開花期:11月~3月
カンツバキ群(Shishigashira)は、サザンカ(sasanqua、学名: Camellia sasanqua)とツバキ(椿、学名: Camellia japonica)の交雑種とそれから作出された品種群です。カンツバキ(寒椿=サザンカ‘獅子頭、学名:Camellia sasanqua ‘Shishigashira’ )を中心に作出された園芸品種。
●ハルサザンカ系園芸品種群 開花期:12月~4月