桜シリーズ6.あたみ桜
あたみ桜の両親は寒緋桜と山桜?
あたみ桜(アタミザクラ、学名:Prunus kanzakura)は、バラ科バラ属の落葉小高木「カンザクラ(寒桜)」の1品種で、熱海地方では1月から開花する早咲きの桜です。花は、薄紅色、一重、五弁花の小輪を咲かせます。
熱海市観光協会公式観光サイト「あたみニュース」によると、「あたみ桜」は、「日本で最も早咲きの桜」で、インド原産の寒桜の一種。明治4年頃イタリア人によって熱海にもたらされ増殖が行われて下田の御用邸や、伊勢神宮、東宮御所に献上される。「あたみ桜」と命名され、熱海市の木に指定された。両親は、花粉形態分析等から、台湾・沖縄産のカンヒザクラ(寒緋桜)と日本のヤマザクラ(山桜)らしい、ということです。