桜シリーズ16.神代曙
ジンダイアケボノ(神代曙、学名:Prunus x yedoensis ‘Jindai-akebono’)とは神代植物公園で栽培されたエドヒガン(江戸彼岸、学名:Cerasus itosakura f. ascendens)(ソメイヨシノの一方の親)と他品種の交雑種とされます。
葉に先行して花を咲かせることや花弁の形、開花時期が同じという親の性質を受け継いでいます。花はソメイヨシノ(染井吉野、学名:Cerasus ×yedoensis cv. yedoensis)より小振りですが、花色が濃く濃淡があります。
小松乙女と共に次世代の桜を担うホープ
てんぐ巣病に強いことから、染井吉野(C. ×yedoensis cv. yedoensis)の後継品種として、コマツオトメ(小松乙女、学名:Cerasus spachiana cv. Komatsu-otome)と共に栽培が奨励されています。