桜シリーズ27.関山
花日記2022年4月13 桜シリーズ27.関山
桜の有終の美を彩る桜
カンザン(関山、学名:Prunus lannesiana cv. Sekiyama)は、日本原産で、バラ科サクラ属の落葉広葉低高木です。サトザクラ(里桜)の八重咲き品種で八重桜を代表する桜です。一重で薄桃色のソメイヨシノ(染井吉野、学名: Cerasus ×yedoensis)が咲き終わった後に、濃紅色で八重咲きの大輪花を咲かせます。花弁が多いだけでなく、花数も多く、束生するので重みで枝が垂れ下がります。花の塩漬けが桜湯に使われます。花言葉は「機知に富んだ教育」。アメリカの花言葉とされるもので、伝記作家が、子供向け図書の中で書いた創作話に拠ります。その本の内容は、息子のジョージワシントンが、お父さんの大事にしていた桜の木を切り倒し、お父さんからお前が切ったとのかと聞かれた時に、自分が切ったと正直に認めて褒められたということです。
一般名:カンザン(関山)、学名:Prunus lannesiana cv. Sekiyama(プルヌス)、別名:セキヤマ(関山)、Prunus ‘Kanzan’、分類名:植物界被子植物真正双子葉類バラ類バラ目バラ科サクラ属サクラ亜属オオシマザクラ系サトザクラ・グループ、原産地:日本、生活型:落葉広葉低高木、樹高:3~25m、樹皮:水平方向の被目、葉色:緑→赤(秋)、葉形:先のとがった卵形/楕円形、葉序:互生、鋸歯:有、雌雄同株、花のタイプ:放射相称花、花冠(corolla)型:離弁花冠、花冠形:八重(バラ形花冠)、花序:散房花序(cluster, corymb)、開花期:4月下旬、花色:濃紅色、花柄:長い、雌蕊数:1、雄蕊数:40、花弁(petal)数:多数、萼片(sepal)数:5(基部は筒状に繋がっている)、開花期間:1週間程度、花柄:長い、花径:5cm、果実型:核果、用途:庭木、公園樹、塩漬け花弁が祝儀時の飲み物「桜湯」に。