故郷が恋しいなぁ!?万葉集草木55.チガヤ
チガヤ(茅萱、学名:Imperata cyindrica)はイネ科チガヤ属の多年生の雑草です。北海道から沖縄の日本全国で畔や草原に自生します。チガヤは万葉集で詠われています。
万葉集 第3巻 333番歌
作者:大伴旅人(おおとものたびと)、題詞:帥大伴卿歌(そちおおともきょうのうた)
原文
淺茅原 曲曲二 物念者 故郷之 所念可聞
よみ
浅茅原(あさつばら) 曲曲(つばらつばら)二(に)
物(もの)念(思もへ)者(ば) 故(古、ふりにし)郷(里)之(し) 所念(思ほゆる)可聞(かも)
意味
浅茅原を前にして つくづくと 物思えば 故郷のことが 思い起されます。
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