結婚は好きな人と💑万葉集草木132.目弾き
メハジキ(目弾き、学名:Leonurus japonicus)は、シソ科メハジキ属の越年草です。四角い茎の間から細長い葉を外に飛び出せてます。夏に葉腋付け根から輪散花序を出してピンク(淡赤紫色)で唇形花を8輪~15輪咲かせます。
万葉集と草木
万葉集では場する土針(つちはり)、現在の呼び名はメハジキです。
万葉集 巻7-1338
作者:作者不詳
題詞:寄草
登場する草木:土針(つちはり)、メハジキ
原文
吾屋前尓 生土針 従心毛 不想人之 衣尓須良由奈
読
吾(わが)屋前(やど)尓(に) 生(おふる)土針(つちはり) 従心(こころゆ)毛(も) 不想
(おもはぬ)人之(の) 衣(きぬ)尓(に)須(す)良(ら)由(ゆ)奈(な)
↓
我がやどに 生(お)ふる土針(つちはり) 心ゆも 思はぬ人の 衣(きぬ)に摺(す)らゆな
意味
(譬喩歌)
我家の庭に 生えているメハジキ 心から 思わない(好きでもない)人の 衣に染められてはいけない(結婚してはいけません)。
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