NHK朝ドラ「らんまん」花 ら20.縁起の良い植物セイロン弁慶
NHK朝ドラ「らんまん」花シリーズ【かぎけん花日記】
セイロンベンケイ(セイロン弁慶、学名:Kalanchoe pinnata)は、マダガスカル原産で、ベンケイソウ科カランコエ属の多肉質の多年生植物です。日当たりと風通しの良いあぜ道などに自生します。葉が水に浸るだけでも葉縁から根を出し子株ができて土に落下すると繁殖するほど生命力が旺盛です。暑さに強く、乾燥や塩害に強いですが、寒さには弱い。
セイロン弁慶はどんな花を咲かせる?
カランコエ属の中では、ブリオフィルム節(Bryophyllum)という、葉縁に子株を付け、鐘形の花を下向きに咲かせるグループに属します。花茎頂部から集散花序を伸ばし、サーモンピンク色で釣り鐘型をした花のような萼をたくさんぶら下げます。その後、萼の下が開き、赤い花弁が出てきます。花弁は4枚で下部で合着し筒状になります。花の中央には雄蕊8本と雌蕊4心皮があります。原産地では通年開花しますが、通常は1月~4月開花です。
縁起の良い植物
葉縁から子株を出す、葉から芽が出る植物なので、又名で、ハカラメ(葉から芽)、トウロウソウ(灯籠草)、マザーリーフ(miother leaf)、グッドラックリーフ(goodluck leaf)、ハッピーリーフ(happy leaf)、ミラクルリーフ(miracle leaf)、幸運の葉、幸福の葉とも呼ばれます。繁殖は地面に落ちた葉から不定芽を出す無性生殖、いわゆるクローンで繁殖します。
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