花ら 61.犬と付くけど薬効はあります 犬当帰(イヌトウキ)
イヌトウキ(犬当帰、学名:Angelica shikokiana)は、日本固有種で、セリ科シシウド属の多年草です。
8月~9月に、複散形花序を伸ばし、芳香のある小さな白い5弁花を咲かせます。
トウキ(当帰)に似ていて、別物と言うことが花名の由来です。
また、ニホンヤマニンジン(日本山人参)とも呼ばれ、民間薬として、動脈硬化や、炎症・アレルギー、ガン、ストレス、糖尿病や、血流改善に効用があるとされます。
日本山人参という名前の由来は、江戸時代に霧島に自生したがその後絶滅したとされ、戦後に再発見され「朝鮮人参」のような薬効があることに拠ります。
「朝鮮人参」と名前が似ていますが、朝鮮人参はウコギ科なので別科の植物です。
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花ら 61.犬と付くけど薬効はあります 犬当帰(イヌトウキ) かぎけん花図鑑 2023年8月11日(金)
イヌトウキ(犬当帰、学名:Angelica shikokiana)
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