花ら75.彼岸花と似てるね 狐の剃刀
キツネノカミソリ(狐の剃刀、学名:Lycoris sanguinea)は、日本と朝鮮半島原産で、ヒガンバナ科の多年草です。狐の剃刀という花名は、狐の出そうな山地の林縁や林床でカミソリ(剃刀)に似た葉を持つからとか、花色が狐の毛色に似ているからだとか、花を横から見ると狐に似ているから等とされます。
狐の剃刀は同属のヒガンバナ(彼岸花、曼殊沙華、学名:Lycoris radiata)と同様、「花は葉見ず、葉は花見ず」。春に根茎から葉を出して栄養分を作り、葉を枯れさせて球根に栄養分を蓄えます。それにより、花が咲く時期には葉が枯れて見られず、葉のない花が咲くことになります。
ここではキツネノカミソリの写真が無いので、「(オオ)キツネノカミソリ」の写真を使用します。
大狐の剃刀は狐の剃刀の変種で似ています。大狐の剃刀は狐の剃刀より標高の高い場所に自生し、花は大狐の剃刀の方が狐の剃刀より大きいです。
花言葉と詳細説明は、(こちらをご覧ください。
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