花ら95.中秋の名月が明るい訳 金木犀
日本で、芳香の良い3花と言えば、春の ジンチョウゲ(沈丁花、学名:Daphne odora)、夏の クチナシ(梔子、学名:Gardenia jasminoides)、秋の キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)です。
キンモクセイ(金木犀、学名:Osmanthus fragrans var. aurantiacus)は、中国原産で、モクセイ科モクセイ属の常緑小高木です。別名でケイカ(桂花)や、タンケイ(丹桂)、モクセイカ(木犀花)、英名ではFragrant oliveと呼ばれます。同属のギンモクセイ(銀木犀、O. fragrans var. fragrans)の変種の一つです。樹高は3〜4mで、樹皮は灰褐色で幹は良く分枝し密に葉を付けます。木星と言う名は、灰褐色の樹皮がサイの外皮に似ていることにより、金は花色に因みます。命名に牧野富太郎博士が関係しているようです。
■金木犀にかかわる中国の伝説
「月には金木犀の大木があり、中秋の名月になると月が金色に輝いて見えるのは、金木犀の花が満開になるから」
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